耐震補強工事の概略工程を以下に示します。
■ 〜3月下旬
@ 補強鉄骨部材の製作
A 現場工事の準備
■ 4月初旬〜4月下旬
@ 4〜6階の外付け鉄骨フレームの取付け
A 4〜6階の外側からの外壁増打ちの準備
B 2階枠付き鉄骨ブレースの取付け準備
■ 5月初旬〜5月下旬
@ 4〜6階の外付け鉄骨フレームの取付け、及び塗装
A 4〜6階の外側からの外壁増打ち
B 3階枠付き鉄骨ブレースの取付け準備
C 2階枠付き鉄骨ブレースの取付け、及び塗装
D 1階枠付き鉄骨ブレースの取付け
■ 6月初旬〜6月下旬
@階枠付き鉄骨ブレースの取付け
A 1階柱増打ち
B 構造スリットの増設
C 清掃、補強工事終了
補強工事の施工に際し、以下に留意致しました。
1.短工期施工を目指しました。
・現場での本格的な補強工事期間は、3月下旬〜6月下旬の約3ヶ月間という
「短工期施工」とし、テナント様、ご利用者へのご迷惑を最小限に留めたい
と思っています。
2.迷惑工事の少ない施工を目指しました。
・戸田建設(株)開発の低騒音・低振動・小粉塵の鋼管コッター工法等の採用、
及び工事時間帯の綿密な打合せにより、テナント様、ご利用者へのご迷惑
を最小限に留めたいと思っています。
国土交通省の平成20年度 「 住宅・建築物耐震改修モデル事業 」 に採択されました。
1.施工性の高い工法の採用が評価されました。
・平成20年12月に国土交通省より、耐震改修の促進を緊急に図ることを目的とし
住宅・建築物の耐震改修について、モデルとなる事業の公募があり、
「施工性の高い工法を採用している」ことが評価され、平成21年2月に
耐震改修モデル事業に採択されました。
2.耐震改修技術の普及・啓発に資する取組みについて
・採択されたモデル事業は、技術の普及・啓発に資する取組みを行うよう国土
交通省よりご指示をいただいています。
これに基づき、以下の取組みを行います。
@ 弁天町共同ビル(株)のホームページによる情報提供
( 本ホームページが該当します )
A 戸田建設(株)によるニュースリリース発表
平成21年 5月 8日 日刊建設産業新聞に掲載されました。
日刊建設工業新聞、日刊建設通信新聞にも掲載されております。
補強後の建物は、「新耐震基準による建物と同等の耐震性を有している」
ことが認められました。
1.「判定書、評価書」を、耐震評価機関より取得しました。
・新潟県建築設計協同組合耐震判定会にて、耐震診断・補強設計について
審査をしていただき、平成20年11月11日付けで「判定書」、及び「耐震診断・補強設計評価書」
を取得しています。
2.「耐震認定」を、新潟市役所より取得しました。
・新潟市役所にて、耐震改修促進法第8条第3項による耐震改修計画の
認定の審査をしていただき、平成20年12月9日付けで「認定通知書」を取得しています。
耐震補強工法の概要を以下に示します。
1.外部補強を中心に施工性の高い補強工法を採用しています。
・「耐震間柱付き外付け鉄骨フレーム工法」を4〜6階の南側及び東側外壁
の外側に採用。
→ 耐震間柱をホテル客室窓の間に設けることで、客室窓の眺望及び
採光を確保しました。
・同じく、4〜6階に「外壁耐震壁の外側からの増打ち工法」を採用。
→ 建物外側からの工事のため、建物内部の工事がありません。
以上の外部補強の採用により、ホテル客室階では建物内部の工事が一切
無く、「居たまま施工」を完全に実現しています。
2.低騒音・低振動の鋼管コッター工法を採用しています。
・戸田建設(株)が開発した、低騒音・低振動・小粉塵の耐震補強接合工法で
ある「鋼管コッター工法」を採用。
→ 鋼管コッター工法は、76mmΦの鋼管を既存躯体に専用ドリルで あけた
円環状の溝部に挿入し接着材で固着させるものです。
埋め込み深さが30mmと小さくかぶりコンクリート内に納まることが特徴で 2003年に
建築技術性能証明を取得しており、現在まで60件を超える耐震補強工事に採用されています。
★弁天プラザビル( 既存建物 )の構造概要
A〜F項目別内容

弁天プラザビル 耐震補強工事の詳細について


t
耐震補強工事計画を進める際の基本方針を以下に示します。
1.耐震認定を取得する。
・耐震補強に際しては、新潟市役所より耐震改修促進法の「耐震認定」を取得し、
「大地震でも安全な建物」としてお墨付きをいただく。
2.工事中もテナント様に営業していただく。
・テナント様が「工事中も営業」が可能で、また「補強後スペースができるだけ
狭くならない」補強工法を採用する。
3.新潟国体までに耐震リニューアルを完了する。
・平成21年9月末からの新潟国体までに、耐震補強工事を中心とした改修工事を
完了し、「安全・安心・快適に利用」していただく。